無農薬野菜栽培にかかるコストは?

 

 農薬を使うということはその分お金がかかりますから、単純なコストで考えると無農薬野菜の方が農薬野菜よりも栽培するための費用がかからないと言えます。

 

 それなのに農薬を使った野菜は低価格で、無農薬野菜は高額なのは農薬以外のコストがかかるということが挙げられます。


質のいい肥料を使う

 

 無農薬野菜を栽培する農家によって違いはあるものの、基本的に無農薬で作るためには、最初に土壌の状態を良好にする必要があります
 普通の野菜であれば、どんな土壌であっても化学肥料をふんだんに使って、栄養価の高い土作りをします。

 

 ですが、安価で質の悪い肥料を土に混ぜてしまうと、害虫が寄り付きやすい環境になってしまうため、無農薬で育てる土地にはこういった化学肥料は使わず、天然の物質で作られた質の高い肥料を使って土の状態を整えていきます。
 栽培する土地の面積や肥料の質でコストは変わってしまうので、一概にいくらとは言えませんが、土壌を作るだけでも相当なコストがかかってしまうのです。

人件費もかかる…

 

 また、無農薬ですから夏になると、当然田畑は雑草が伸び放題になってしまいます。
 一般的な野菜栽培では、雑草を取り除く場合でも農薬が使われますが、無農薬野菜ではもちろん雑草を駆除するための農薬も使用しません。
 だからといってそのままにしておくと、雑草に栄養を取られてしまいますから野菜の生育状態が悪くなるので、これは人の手によって対処する必要があります。
 そのための人件費というのも無農薬栽培にかかるコストの一つですから、これだけでも相当コストがかかってしまうため、無農薬野菜は高めの設定になっているのですね。